
混沌とした世界情勢、先を見通せない世の中、多様化する消費者のニーズなど、先行きが不透明な時代を迎えています。
今まで当たり前だと思っていた現状が、全て急激に変化する時代が到来しています。
同じ仕事だけをこなしている時代は終わりました。
「生き残るのは、種の中でもっとも強い者ではない。 種の中でもっとも知力の優れた者でもない。
生き残るのは、もっとも変化に適応する者である」 (ダーウィンのことば)
こうした状況下、企業として適正な利益を出して存続していくためには、今までのビジネスプロセスを見直し、変化するための原動力となる新規事業開発力を鍛え上げ、「お客様に喜んで頂く提供価値」を効果的に創出し、並行してそれを支えるより無駄のない正確で効率的なオペレーションを行うことが重要です。
その両輪をバランス良く回していくことが経営者に求められております。

図1 「効果」と「効率」を追求して成長を目指すモデル
新規事業創出カンパニーを目指そう!
企業がさらなる成長を遂げるために必要で、且つ、おろそかになりがちなのが、マーケティング力・新規事業開発力・営業力です。
特に、多種多様な考え方、ライフスタイル、ニーズなどが存在する混沌とした今日のマーケットにおいて成功するためには、いかに優秀な技術力をもち、技術的に優れた品質の製品・サービスを開発する能力を持っていても、市場が本質的に求めているニーズを見極め、それをどう具現化して市場に送り出すのか、どのように販売して、本当の価値に変えていくのかといったマーケティング能力やビジネス開発能力を養う必要があります。
そのためには、過去のデータや数値を元にした従来の市場分析型(外部志向型)マーケティングに頼ったやり方だけではなく、社員一人 ひとりが自分達の内面に深く問いかけ、自分は何をしたいのか?何のために存在しているのか?志や情熱の向く先は何なのか?などを探ることによって、市場が求めている見えないニーズをお客様の立場に立って把握、新しい商品・サービスを創造する内面志向型マーケティングが必要となります。
この「外部志向型」と「内面志向型」マーケティングのちどらかが重要ということではなく、両方のバランスをうまくとりながら進んでいくことが肝要であります。
これを私は「バランストマーケティング」と呼んでいます。 アイデアだけで新規事業がうまくいくほど甘くありません。 B2Bの新規事業は、アイデア2割、仕組みづくり8割と言われています。
なぜ自分の会社がその事業を始めるのか。答えられますか?
自分の会社の強みを生かす新規事業を進めていますか?
儲かる新規事業の進め方をしていますか?
DXに振り回されていませんか?
これらの質問に明確に答えられない、何かおかしいと感じたならぜひご相談ください。 弊社は、こうしたお客様の歩むべき道において、お客様の立場に立って、解決への道筋をサポート致します。
AI・RFIDなどの自動認識技術を活用しての
ビジネスプロセス改善・改革を実行しよう!
ビジネスプロセス改善・改革の切り札となるのが、昨今目覚ましい進歩を遂げているAI(注1)やRFID(注2)などの自動認識技術です。
以前は、業務の大部分を人手に頼っており、正確に、素早く、リアルタイムに実行しようとするとどうしてもいずれかが欠けてしまいました。素早く実行しようとすると、正確性が劣ってしまうなど。
ところが、昨今のテクノロジーの進歩によってこれら3つを同時にこなせることが可能となりました。
昨今アパレル業界が当たり前のように導入しているRFIDテクノロジーなどは、例えばある店舗の在庫管理などは以前は約10人以上の多くの人手をかけて1~2日かけて行い、それでも不正確なカウント結果がでておりましたが、RFIDの導入によって、1~2人で数時間で終わっており、その集計結果もミスがないという結果をもたらしております。
このように相反することを実現可能にしてしまうテクノロジーを採用しながら改善・改革を進めることが重要です。
またこれらのテクノロジーは今まで見えなかったプロセスなどを「可視化」することが可能となります。
例えば物流業の場合は、荷主から預かった大切な「荷物」、また流通・小売業の場合は「商品」、製造業の場合は、「部品」、「仕掛品」、「製品」、「備品」などが一体いつ、どこにどういう状態で、いくつ存在しているのか、従業員やお客様は、安全なエリアにいて、効率的に活動ができているのかどうかなど、常に今起こっていることを正確に把握してオペレーションしていかねばなりません、それを可能にするのがRFIDをはじめとする最新テクノロジーです。
こうしたテクノロジーを導入することによって、安定して効率的なオペレーションの実現を行って、今までそこに投入してきた人材やエネルギーを新規事業創出などの領域にシフトしていくことで、革新的なビジネスモデルを実現することが夢ではない時代になりました。
●「AI」:
「Artificial Intelligence」の略で、「人工知能」と訳されます。 AI とは、人間の知的ふるまいの一部や知的行動を人間に代わってコンピュータに行わせたり再現させる技術をいいます。コンピュータが、
自己の経験から学び、新たな入力に順応することで、人間が行うように柔軟にタスクを実行します。
●「RFID]:
「Radio Frequency Identification」の略で、Radio は「無線」、Frequency は「周波数」、Identification は「認識」の意味です。「電波若しくは電磁波などの無線技術を使った、非接触による個体認識技術の総称」 と定義できます。
弊社は、こうした道を目指すお客様に寄り添って、お客様の立場に立って、解決への道筋をサポート致します.。
輝かしい未来に向けて、躊躇している余裕はありません。市場は待ってくれません。
長くて苦しい道のりを進む登山も、マラソンも、栄光の頂上やゴールを極めるためには、まず最初の一歩を踏み出す勇気が必要です。
一歩踏み出したものだけが、その先に現れる新しい世界を見ることができ、次のより良い進むべき道を見極めることがでると思っています。
Start smaii. But,start now!
最初は小さく。ただし、今すぐ始めよう。

代表取締役 三宅信一郎